アクアリウムの基礎知識

きれいな水槽で、水草の周りを魚たちが元気に泳ぐ姿・・・考えただけでワクワクしますよね♪
ライトに照らされた美しいアクアリウムは、呼吸するインテリアでもあります。
観賞魚を飼う方のために必要な知識をご紹介しましょう。

水槽

熱帯魚、海水魚はそれぞれの生息環境から、好む水質・水温などが違います。飼いたい種の特徴を事前に調べ、適切な環境を準備しましょう。

クマノミ

病気にならないように日々の管理が大事ですが、もし病気になってしまった際の早期発見、治療が最も重要で効果的です。

1. 飼う前に

水槽

変化の少ない水の中で生きる魚達は犬や猫より変化に弱い生き物です。繊細な魚達に適切な環境を準備し、飼育していく責任があることを意識しましょう。魚を健康に飼育するには、より自然界に近い水環境が必要です。安定した水環境を作るために下準備はじっくりと確実に行いましょう。アクアランドでは、生体に最適な環境作りを第一に考えています。

2. どの観賞魚を飼いたいか

海水魚

淡水、海水、サンゴなど、種類によって環境・設備は様々です。まず、何を飼いたいかイメージしてみましょう。飼いたい種によって好む水質を調べ、適切な環境で飼育しましょう。専門スタッフがお手伝いいたしますので、お気軽にどうぞ。あなたの「飼いたい!」を応援します。

3. 準備するもの

淡水

海水

水替えの必要性

水槽の水が汚れる原因は、魚の排泄物及び食べ残しです。これらはアンモニアの仲間となり生体に害を及ぼします。安定した水槽環境ができているとバクテリアが有毒なアンモニアを分解を分解してくれます。
アンモニア亜硝酸へ、亜硝酸硝酸塩へとより毒素の低い物質に変化して行きます。硝酸塩は生体に対する毒性は低いですが、硝酸塩を分解してくれるバクテリアは水槽内で維持するのが非常に難しい為、水替えによって水槽外へ排出します。

水槽内の有毒な物質は目に見えません。セットしたばかりの不安定な水槽ではアンモニア亜硝酸が発生しやすくなります。適切なタイミングで水替えをするため、アンモニア亜硝酸硝酸塩の濃度は必ず測りましょう。その他、Ph、カルシウム、Mg等様々な試薬があります。それぞれ生体に大切な要素なので、生体の種に応じて選びましょう。

設置場所

人の出入りの多いドア付近は避けましょう。また、直接日光の入る場所も大きな水温の変化、コケの発生に繋がるので避けてください。パソコン、TVに水は厳禁です。家電の近くには置かないで下さい。水槽は水を入れセットするとかなりの重量になります。一般の家具に乗せると思わぬ事故に繋がる恐れがありますので、できるだけ専用の台を使用して下さい。

適正水温

生体の適正水温は種の生息環境、水深などによって違います。事前にヒーター、クーラーの必要性を調べましょう。

照明の点灯時間

生体の生活リズムを作る為に、夜間は照明を消して下さい。また、照明を長時間つけているとコケが生えるのが早くなります。点灯時間の目安は8~10時間が適切です。

エサ

  • エサを与える量
     エサの与えすぎは水質悪化につながります。一度に与える量は魚が食べきれる程度に抑えましょう。
  • エサの種類
     生体によって求める栄養素が違います。事前に調べ、適切な成分の配合されたエサを選びましょう。

水質を測る各種検査薬

  • アンモニア
  • 亜硝酸
  • 硝酸
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • pH
  • KH

  • ヨウ素
  • 塩素 etc.

生体の種によって測る成分は違います。お客様に合った検査薬をおすすめしますので、お気軽に声をおかけください。

主な病気

淡水

  • 白点病
  • 口腐れ、尾腐れ病
  • 穴あき病
  • 水カビ病
  • ネオン病

海水

  • 白点病
  • リムフォスチス
  • トリコディナ
  • ウーディニウム

治療法、治療薬がわからないという方はお気軽にスタッフまで!

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